宮城県南三陸町歌津吉野沢地区へ
委員会活動の一環でボランティアに
行って来ました。
地区の皆さんへ山形名物「芋煮」を提供させて頂きました。
その前に謝罪があります。
以前このブログで「復興が進んでいます」などの
文言をアップしておりました。
現地に行ってみて絶句でした。。。
復興はまだまだ・・・3年過ぎた今でも
津波を受けて斜めに傾いている建物もあります。
以前は住宅が立ち並んでいた場所も更地のままです。
率直に復興が進んでいるとは思えませんでした。。。。
にも関わらず「復興が進んでいます」など簡単に口にした
自分が恥ずかしくなりました。現地の方々からしたら・・・
本当に申し訳ありません。もっともっと現地に足を運んで
きちんとした情報をアップすべきと深く反省しました。
さて、リプライボランティアはと言いますと、

テントも用意して準備を行いました。

この芋煮・・・作っておいて言うのもなんですが・・・
ウマっ!!
ワタクシ達が行った地区の皆さんは皆笑顔で、
芋煮も本当に喜んでくれました。
一番嬉しかったのは、やっぱり子供たちの笑顔です。
きっと辛い思いを乗り越えたんだろうと思うと・・・
(オッチャンが皆をギューってしてあげたい!!)
また、「防災センター」にも行って手を合わせてきました。
これも衝撃というか。。。
こんなに・・・これしか言葉が出てきません。
ここでの事を思うと、それこそ軽い気持ちで写真を
アップする事なんてとてもじゃありませんができません。
そして今回ワタクシが一番の衝撃と感動を見たのが・・

これです。「全世界のみなさんありがとう」と書いてあります。
確かに世界中から物資や義援金が贈られたと思います。
ワタクシも食べ物も送ったり、寄付をしたりしましたが、
いわゆる物で被災地に協力した気になっていただけなんだと思い知りました。
家族も住む場所も・・・何もかも失った悲しみを乗り越えるというのは・・・
もし自分が同じ立場だったらと考えたら・・・
この「全世界のみなさんありがとう」を見て
正直、言葉が出てきませんでした。
やはり現地に行って、目で見て、耳で聞いて、体で感じないと
いけないんだと改めて思いました。
あの子供たちの笑顔に、そしてありがとうと言ってくれた現地の皆さんに
今は逆に感謝しなければならないのは私たちなのかもしれないな・・・と。
ただただそう思うばかりでした。。。
また現地に行って少しでも出来る事をやろうと思いました。